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アフガニスタン、ダリー語について

「フェロー فرو」ほにゃらら

maple

cocoparisienneによるPixabayからの画像

 

こんばんは。もう秋ですね。

大型の台風が来ていますね。進路の地域の方々、くれぐれもお気を付けください。

こちらは台風で停電になることがあるので、東京で暮らしていた時よりも備えを手厚くしています。去年は停電もあり、アパートのテレビアンテナが壊れてしばらくテレビなしの生活でした。

そんなわけで、台風の前はお風呂に水を張っておいたり、常温の食糧を充実させたりしています。そのひとつ、ツナ缶(油入り)はランプ兼非常食になると聞き、多めに常備しています。まだやってみたことはないのですが1時間くらいは持つようです。
以下のサイトにも書かれていますが、大地震の後は燃えやすいので絶対に使用しないでくださいね

 

出典:ツナ缶ランプの作り方(備える.jp) 

sonaeru.jp

 

さて、ダリー語の話題です。

以前、接頭辞پیشوند (piishawand)の فرا (faraa) を紹介しました。

意味は「より高く、前方へ、~の向こうに、~を超えた」でした。

www.daridaridari.com

 

今日は、逆の意味の接頭辞پیشوند (piishawand)の فرو (fero/furo) を教えていただいたので、紹介した‍‍いと思います。

具体的な意味は、「下方へ、下の、中、内側」です。

 

それでは、例を挙げていきますね。

 

単語(読み方)、単語の意味、<単語の成り立ち>の順に記載。

 

فروپاشی (fero-paashee)   崩壊、分裂  <下に+まき散らす>

فرورفتگی (fero-raftagee) くぼみ、へこみ <中へ+行く>

فروساخت (fero-saakht)  異化作用(体内で物質を分解する過程)<内側に+作る>

فروکش (fero-kash) 落下   <下に+引く>

فروگذاشت (fero-guzaasht) 無視、省略 <下に+置く、放置する>

فروماندگی (fero-maandagee) 疲労    <内側の+疲労>

فرومایه (fero-maaya) 退廃的な、卑しい <下の+源、源泉>

 

このفروは、動詞の一部として用いられる例は沢山あったのですが、今回は名詞のみを挙げてみました。また見つかったら更新します。

 

今日も読んでくださり、ありがとうございました。
良い時間をお過ごしください。