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アフガニスタン、ダリー語について

バーミヤーンの焼きじゃが祭り

potatoes

Christos GiakkasによるPixabayからの画像
2020年8月27日最終更新



こんにちは。

アフガニスタンの新聞を読んでいて、ワクワクするような記事を見つけました!

バーミヤーン州で、夏と秋の始め頃に行うじゃがいもの収穫を祝う小さなお祭りの記事です。

 

バーミヤーン州の場所は、下の地図でターコイズ色が付いているところです。

バーミヤーンの州都もバーミヤーン بامیان です。覚えやすいですね。

Bamyan

出典:https://d-maps.com/carte.php?num_car=25962&lang=en (編集は引用者)

 

 

元記事はこちらです。

「バーミヤーンで土塊のじゃがいも小祝祭 ―娯楽から文化の継承まで」

tolonews.com

 

じゃがいもを焼く手順が紹介されていました。

 

土塊のじゃがいもを準備する手順はこうです。まず最初に土塊でかまどを作り、その後かまどの中に火をつけて熱します。土塊がある程度熱くなったのを確認してから、じゃがいも、場合によっては肉を中に入れます。その後かまどの土塊をじゃがいもの上にかぶせて、30分から40分間そのままにします。

 (出典:「バーミヤーンで土塊のじゃがいも小祝祭 ―娯楽から文化の継承まで」1398年天秤座月11日付TOLOニュース記事、和訳は引用者による。)

 

作り方を読んでいて、バーベキューやキャンプの焚き火で、アルミ箔に包んでじゃがいもを焼くイメージに近いと思いました。

遠く離れた日本でも同じようなことをやっているよ!と嬉しくなりました。

ちなみに、土塊というのは、乾燥した土のかたまりのことです。
元記事に写真が掲載されています。

 

バーミヤーン州の人は日々の農作業後や休日に集まって、じゃがいもを焼いて疲れを癒やすそうです。

では、じゃがいもが焼けるまでどんなことをして待っていると思いますか?

記事によると、楽器を弾ける人は演奏して楽しい時間を過ごすようです。

元記事には、車座になっている男性と少年の写真が載っていました。
楽器も持っています。
少し離れたところにはおそらくロバがいます。
気になる方はご覧くださいね。

 

こういうときは女性たちはどうしているのでしょうね。
あえて写真に映っていないだけなのか、女性はこのお祭りをしないのか、できないのか?

 

家族でピクニックに行くという話は聞くので、家族でじゃがいも祭りをしている人たちもいるのかしら。バーミヤーンの人に会ったら聞いてみたいです。

 

記事には、参加者の声がいくつか載っていました。
そのひとつ。 

「カーブルや他の州の友人がバーミヤーンにやって来ます。この活動は徐々に娯楽へと変化しているので、友人が集まって、土塊じゃがいもを用意します」

(出典:同上、和訳は引用者による。)

 

 جور کردن(jor kardan)は、アフガニスタンのペルシア語ダリー語でدرست کردن(durust kardan)(料理する、用意する)、 تعمیر کردن (t'ameer kardan)(修理する)の意味です。

  

記事には、ピクニックのように戸外で行っている写真が掲載されていました。
良かったらご覧ください。

 

元記事 「バーミヤーンで土塊のじゃがいも小祝祭 ―娯楽から文化の継承まで」

tolonews.com

では、また。