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アフガニスタン、ダリー語について

心を奪われる(日記・3か月経ちました)

pansy

t_watanabeによるPixabayからの画像
2020年1月7日最終更新

  

こんばんは。

今日は日記の話と、動詞 ربودن (raboodan) について書きます。

 

1月1日で、日記を書き始めて3か月経ちました。

ダリー語で日記を書く習慣は定着したので、これからも淡々と綴っていきたいと思います。

日記の内容は、仕事関係は守秘義務があるため内容は一切書いていないので、日々の生活で回転寿司に行った話とか、家の換気扇が壊れた話、10年後の自分に宛てて数年前に手紙を書いたのを思い出した話など、思いつくままに書きました。

 

アフガン暦1398年射手座月分(西暦2019年11月22日~12月21日分)

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最新の日記はこちら(日々更新します。)

アフガン暦1398年山羊座月分(西暦2019年12月22日~)

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今日は、日記から動詞 ربودن (raboodan) を紹介します。

私がこの動詞を気に入っただけなのですが...

 

例文(1398年山羊座月2日の日記より)

امروز چند مقالات خبر افغانستان را خواندم.  خبر دربارهٔ شب چله در بلخ دل من را ربود.۱


(今日はアフガニスタンの新聞記事を数本読んだ。バルフ州の冬至の夜のニュースに心を奪われた。)

 

この ربودن (raboodan) という動詞、手元のペルシア語辞書では、

 

ربودن   語根 ربا

1) 奪う;強奪する 2)誘拐する 3)魅惑する

(出典『ペ日・日ペ 現代ペルシア語辞典(合本)黒柳恒男 著)

 

 とあります。

 

 دل کسی را ربودن

「人の心を奪う」と訳しましたが、辞書の意味から「心を鷲づかみにする」ぐらいの意味でも良いのかなと想像します。

言葉の語感をつかむのは時間がかかりますが、その過程がとても面白いです。

ダリー語の語感も、読書、会話、映画、テレビ番組などで少しずつ身につけていけたらいいなと思います。

辞書は大切なものですが、訳語としていくつかの候補を挙げてくれているのにすぎず、そこから浮き上がるイメージを元に、時には辞書にない訳を(根拠を持って)紡ぎ出すことを大事にしています。

そうやって思いついたり学んだりした言葉を書き込みながら使っている辞書は唯一無二です。世界に1冊しかない!
お金では買えない大切なものですね。

つい脱線してしまいましたが、話をربودن (raboodan)に戻しますね。
この動詞の語根 ربا (rubaa)に関連して、面白い単語を教えてもらいました。

آهنربا  (aahan-rubaa)  = (奪う、ひきつける)آهن  +   ربا  (鉄)


鉄をひきつけるものと言えば、「磁石」ですね。分かりやすい!

 

 دلربا  (del-rubaa)  = (奪う、ひきつける)دل  +   ربا  (心)

 
心をひきつける=「魅惑的な」、「魅力的な」

 

これだからダリー語は楽しいです。

他の単語もいくつか見つけましたが、まだ裏が取れていません。
複数の情報源で確認できたら他の単語も追記します。

今日も読んでくださってありがとうございます。
では。