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アフガニスタン、ダリー語について

「運命」、それは願いを書くもの

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RÜŞTÜ BOZKUŞによるPixabayからの画像

 

こんばんは。

今日は短い記事です。
ダリー語を学んでいて、出会って良かったと思った単語を紹介します。

 

ダリー語にسرنوشت (sarnawesht) という単語があります。

意味は、「運、運命、宿命」など。

 

この単語自体で一語ですが、あえて分解すると

 

سر (sar) 「頭、頂上、意図、願望、方向」

نوشت (nawesht) は、名詞「書くこと」

 

となります。

 

つまり、ダリー語のسرنوشت (sarnawesht)「運、運命、宿命」は
意図・願望・方向を書く」ものという、勝手なイメージを持ちました。


なんだか単語一語を見ても、ロマンチックな気がしませんか。

 

ひとつ疑問が残るのは、運命と宿命を同じ単語で表現している点です。

日本語では、以下のとおり「運命」と「宿命」は違う意味で扱われています。

「運命」は、

1 人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。運。

2 将来の成り行き。今後どのようになるかということ。

出典:運命(うんめい)とは - コトバンク、デジタル大辞泉

 

「宿命」は、

1 仏語。前世における善悪・苦楽などの状態。
2 生まれる前の世から定まっている人間の運命。宿運。しゅくみょう。

宿命(シュクミョウ)とは - コトバンク、デジタル大辞泉

 

宿命は仏教用語なので、ダリー語では区別しないのかもしれません。
なにか分かったら追記しますね。

今日も読んで下さりありがとうございます。

では。