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アフガニスタン、ダリー語について

カーブルの大通りでアートフェア開催

abstract

garagebandによるPixabayからの画像
2020年8月27日最終更新

 

こんばんは。

昨日は2月29日、閏日でしたね。

カタールの首都ドーハでは、アフガニスタンの和平合意への署名が行われました。
TOLOニュースでもその模様が報道されていました。

 

ところで、今日は全く違う話題を紹介します。
少し前の記事から、カーブルの大通りでアートフェアが開催された話を紹介しますね。

 

元記事はこちらです。

「カーブルの大通りでアートフェアの開催:失われしものを求めて」

tolonews.com

これまで、カーブルで行われた催しとしてブックフェア、ファッションショーの話題を紹介してきました。

今回はアートフェア(絵画展示会)を紹介します。
カーブルのプリ・ソルフ地区で、アフガン画家3人が100点以上を展示したそうです。

展示会のタイトルは「失われしもの」だそう。

その理由をこう述べています。

画家たちによると、その名前(「失われしもの」)は、現代人が失ってしまったものを人々に想起させるものであり、つまりそれは誠実さと優しさから、平和と平安な生活までを学ぶためのものである。

 (出典: 「カーブルの大通りでアートフェアの開催:失われしものを求めて」、1398年水瓶座月24日付TOLOニュース記事。和訳は引用者。)

 

絵画鑑賞は、見る人によっても、タイミングによってもさまざまな受け取り方ができますね。

通りを歩いていてふと足を止めて眺める心の余裕が生まれるようになれば、社会も少しずつ安全に平和に近づいてきていると言えるのかもしれません。


画家のジャワード・アフマド・パーヤーは、次のように述べています。

 

「愛と親切心は政府(の助け)を必要としません。この性質は、私たちひとりひとりを結びつけ、本物の愛と親切心をお互いの関係性の中に見出すことができます。友情を見つけ、実際の価値観を尊重することで、愛と親切心と友情に満ちた社会を実現することができます」

  (出典: 同上。和訳は引用者。)

 
この取り組みを通じて、一般に芸術を広めていきたいそうです。
画家たちの草の根の活動、意志の力を感じました。
自分がその場でできることに取り組むことで、社会はほんのわずかでも変わっていくのだろうと思った記事でした。

また続報を読んだらお伝えしたいと思います。

今日も読んでくださりありがとうございます。
では。