2020年3月1日最終更新
こんばんは。
私事ですが、今日確定申告書を提出しました。
昨年までは郵送でしたが、今年は初めてe-taxを利用しました。
(本当はPCで申請したかったのですがうまくいかず、iphoneで申請しました。)
申告を始めるまでの事前設定に手間取りましたが、なんとか完了してほっとしています。
ところで、今日はペルシア書道で使われている例文の話をしたいと思います。
これまで小5の書道の教科書に載っている例文を拡大して、練習していました。
例文は、有名なペルシア詩人の詩の一節、イスラムの教え、諺が多いようです。
興味を惹いた中にこんな例文がありました。
上が教科書の例文、下が私が練習したものです。
まだまだですが、今後は線の太さをうまく出せるように練習していきたいです。
ダリー語の先生にこの例文の意味を伺ったところ、続きの文章も含めて教えていただきました。とても興味深かったので、共有しますね。
(青字は教科書の例文、紫字は続きの文)
درس معلم ار بود زمزمه محبتی
جمعه به مکتب آورد طفل گریزپای را(※ダリー語は行の右端から読みます。)
発音:dars-e mu'alem ar buwad zamzama muhabbatee
jum'a bah maktab aaward tefel gureez-paaye raa
意味:先生の教え方が優しければ(愛のある囁きなら)サボっている子は週末(金曜日)も学校に行きたくなる
(青字部分の出典:アフガニスタン小学校5年生の書道の教科書、58ページ。紫字部分、発音、訳は引用者。)
追記※青字部分の”ار” (ar) について。ارはاگر (agar)の略です。
2020年3月1日、発音表記を修正更新しました。ご指摘いただきありがとうございます。
この例文、好きです。
学校だけでなく、先生との出会いは大きいですね・・・
高校2年の時、物理の先生の授業がまさに「愛のある囁き」でした。
教える人によって、こんな面白くなるなんてと驚愕した覚えがあります。
授業だけでなくて、スポーツ、習い事や趣味の場などでも、師と呼べる人、尊敬する方との出会いで良い影響を受けることがありますね。
では今日も読んでくださりありがとうございます。