こんばんは。
鎌倉時代の作品『平家物語』「祇園精舎」の冒頭をダリー語に訳してみました。
中学か高校の国語の授業で暗唱した方もいると思います。
「祇園精舎」の文章が社会に出て直接何かの役に立つことはないかもしれないけれど、
ここで言われている「無常観」を大切にしています。
この世は無常だから何もしないのではなく、この世は無常だからやりたいと思ったことは(人を傷つけない限り)何でも挑戦してみようという気持ちになります。
『平家物語』「祇園精舎」
祇園精舍の鐘の声
諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす奢れる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし猛き者もつひにはほろびぬ
ひとへに風の前の塵に同じ
« حکایت هییکی »
آواز زنگ معبد بودائی در گیاون شووجا
به همه میگوید که هیچچیز جاودان نیست
رنگ شگوفه درخت سالا نشان میدهد
که هر شکوه پایانی دارد
هیچ غرور دایمی نیست
فقط مانند خوابها در شب بهار
عاقبت مقتدر نابودیست
همچون ذره خاکی در مقابل باد
آواز زنگ معبد بودائی در گیاون شووجا
به همه میگوید که هیچچیز جاودان نیست
رنگ شگوفه درخت سالا نشان میدهد
که هر شکوه پایانی دارد
هیچ غرور دایمی نیست
فقط مانند خوابها در شب بهار
عاقبت مقتدر نابودیست
همچون ذره خاکی در مقابل باد
なおダリー語訳については、私が作成した元訳を添削していただきました。
ここでは、助言を元に修正した訳を掲載しております。
実際の琵琶演奏はこちらです。
「祇園精舎」は色々な方が演奏していますが、私はこの田原順子さんの演奏が好きです。
「無常観」がひしひしと伝わる圧巻の演技で、声の出し方がとにかく美しいと思いました。
「無常観」を大切に、今日一日を一生と思って生きています。
そんな今日も読んでくださってありがとう。
ではまた。