こんばんは。
最近ちょっと忙しくしていて更新頻度が下がっています。
そんな中でも、窓を開けると鳥のさえずりが聞こえてきて癒されます。
雨音も心地良く聞こえます。
自然の音っていいですね。
今日は久しぶりにアフガニスタンとイランのペルシア語の違いについて、
いくつか例を取り上げます。
地域によるペルシア語の多様性
# | 意味 | 発音 | アフガニスタン | イラン |
---|---|---|---|---|
1 | マッチ | googerd | گوگرد | کبریت |
2 | 硫黄 | salfar | سَلفَر | گوگرد |
3 | 経営する | chalaandan | چلاندن؛ بهره برداری کردن |
بهره برداری کردن |
4 | 汚い | chatal | چتل؛ کثیف |
کثیف |
5 | 殴り書き | chatal nawiss | چتل نویس | چرک نویس |
6 | ツルツル、すべすべ | lashm | لشم | لیز |
7 | 秋 | teermaah; khazaan |
تیرماه؛ خزان | پائیز؛ خزان |
8 | 4月(西暦6月-7月) | sarataaan | سرطان | تیرماه |
9 | コショウ | murch | مرچ | فلفل |
10 | 美味しい | mazadaar | مزه دار؛ خوشمزه |
خوشمزه |
※青字は追加分です。「アフガニスタンでも使っているよ!」と教えていただきました。ありがとうございます。
参照元
・『ペ日・日ペ 現代ペルシア語辞典(合本)』黒柳恒男 著
・ダリー語・ペルシア語用語集 واژه های متفاوت دری به فارسی برای مترجمین
・ダリー語オンライン辞書قاموس کبیر افغانستان
ちなみに、7の「秋」については、
アフガニスタンでも「秋」のことを
تیرماه(teermaah)と言う人は一部だそうです。
8のسرطان(サラターン)には、
「癌」や「カニ」という意味がありますね。
9のمرچ(ムルチ)は、シシトウ、青唐辛子の意味もあります。
隣国同士でも結構違いますね。
でも人の移動があれば、意味が分からなくても、
お互いに案外耳にしたことはあるのかもしれませんね。
これまでに紹介した関連記事です。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。