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こんにちは。
最近読んだ本の中で、特に面白くて為になったのが
岡田恵美子先生が書かれた『言葉の国イランと私: 世界一お喋り上手な人たち』です。
内容は国語の教師をされていた岡田先生がペルシア語に出会い、1963年にイランに留学するまでのいきさつ、4年間の留学の話、後半ではペルシアの箴言・イスラームの知恵が紹介されています。
2019年に出版された書籍なので、最近の話題も盛り込まれています。
イランの美徳に寛容、勇気、雄弁が挙げられるという話や、イランの忌み色は黄色をはじめ、知らなかった為になる情報が盛りだくさんで勉強になりました。
岡田先生のペルシア文学に対する情熱と意志の強さが溢れる作品です。
少し前に岡田先生が訳された『ライラとマジュヌーン (東洋文庫)』を読みました。その時も訳書ということを忘れるくらい物語に引き込まれました。
日本語の豊かさに驚きましたが、大学で国文学を専攻され、国語の教師をされていた方だと知り、納得しました。
物語は悲しい恋の物語ですが、何度も読み返したくなる話です。
ご興味ある方は、是非手に取ってみてください。
今日も読んでくださりありがとうございます。