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こんばんは。
ダリー語を学んでいて面白いなと思うのは、こんな単語に出会った時です。
کام (kaam)
1. 口蓋
2. 欲望、欲求、目的、願望
(出典:『ペ日・日ペ 現代ペルシア語辞典(合本)』黒柳恒男 著)
このکام (kaam)、今まで関連性のない別の単語として覚えていた
کامیاب (kaam-yaab)とناکام (naa-kaam)と関連して覚えられることに気づきました。
(皆さんお気づきでしたか? 私が気がつくのが遅すぎなのだけかもしれませんが・・・・・・)
کامیاب (kaam-yaab)の意味は、辞書には「成功した、栄えた」と載っています。
この単語をジッと見ていると、کام (欲望、願望) と
動詞「得る」 یافتن (yaaftan)の語根یاب (yaab)から成り立っていることが分かります。
「欲望」を「得る」、つまり「成功した」となります。
ناکام (naa-kaam)の意味は、「不成功の、失敗の」と載っています。
形容詞、名詞の前につけて否定の意味を表す(naa)ناとکام (欲望、願望)
「欲望、願望、目的」が「~ない」ので、「失敗した」となります。
もちろん、کامیاب もناکامもひとつの単語ですが、
分解して考えてみると意味が覚えやすくて楽しくなります。
みなさんはそんな単語ありませんか?
今日も読んでくださりありがとうございました。