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アフガニスタン、ダリー語について

まばたきする間に

angels-ladder

mamayu1によるPixabayからの画像

 

こんばんは。

大人になると、あっという間に時間が過ぎていきますね。

 

ダリー語で、「あっという間に(時が)経つ」という言い方は、
こんな風に表現します。

 

例文:一日があっという間に過ぎた。

 

تمام روز پلک زدنی گذشت.۱

(tamaam-e rooz pelk zadanee guzasht. )

 

一日が<まばたきを打つ間に(瞬く間に)>過ぎた。

 

この表現はダリー語特有かと思っていましたが、
よく考えたら日本語でも「瞬く間に」と言いますね。

ちなみに、日本語の「瞬く」は「目(ま)叩(たた)く」の意味だそうです。

上のダリー語の表現と、全く同じなんです! 

 

電気برق(barq)を使った 別の表現もありますよ。

 

例文:一日があっという間に過ぎた。

 

تمام روز مثل برق گذشت.۱

(tamaam-e rooz mesl barq guzasht. )

 

一日が<電気のごとく>過ぎた。

 

上の2つの例文では、「時間が過ぎる」という動詞گذشتن(guzashtan)を使いました。

動詞گذشتن(guzashtan)は、تیر شدن(teer shodan)と言い換え可能です。

 

綴りが同じتیر (tiir)「矢」とは発音が異なるのでご注意を。

 

2つのتیر (teer/ tiir)を使って、こんな表現も作ることができると教えてもらいました。

(これは日本語の「光陰矢のごとし」に寄せて作った表現です。)

 

光陰矢のごとし

 

وقت مثل تیر تیر شد.۱

(waqt mesl tiir teer shod. )

 

一日が<矢のごとく>過ぎた。

 

色々な表現ができると、言葉を使っていても楽しいですね。


あっという間に今年もあと2か月ちょっと。まさに「光陰矢のごとし」です。
今日も読んでくださりありがとうございます。