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こんばんは。
無実の罪を着せることを日本語で「濡れ衣を着せる」と言ったりしますね。
今日はダリー語で「濡れ衣」にあたる表現を紹介します。
ちなみに日本語の「濡れ衣」の由来はいくつかあるそうで・・・・・・
下の語源由来辞典で色々と書かれていたのでご興味のある方は覗いてみてください。
この語源由来辞典によると、
「無実の罪」の意味として、濡れ衣が使われ始めたのは平安時代頃
なのだそうです。
こんなに古くから表現が変わっていないことにも驚きです。
すごいですね。
さてダリー語で「無実の罪を着せる」という表現は、「首」を使います。
「罪を人の首に被せる」という言い方をします。
تقصیر به گردن کسی انداختن
(taqseer ba gardan-e kasee andaakhtan)
別の言い方もあります。
تقصیر به گردن کسی گذاردن
(taqseer ba gardan-e kasee guzaardan)
上に出てきた単語の発音と意味はこちらです。
単語 | 発音 | 意味 |
---|---|---|
تقصیر | (taqseer) | 罪、過失 |
گردن | (gardan) | 首 |
کس | (kas) | 人 |
انداختن | (andaakhtan) | 投げる、落とす |
گذاردن (گذاشتن) |
(guzaardan) | 置く、残す |
そういえば、日本語でも「濡れ衣を~」以外に「罪をなすりつける」という言い方もしますね。
誰かに「濡れ衣」を着せたくもないですし、着せられたくもないですね。
今日は清らかな音楽で締めたいと思います。
ドビュッシー 『ベルガマスク組曲』「月の光」
Debussy - Clair de Lune (Harpe) - Héloïse de Jenlis
今日も読んでくださりありがとうございます。