2020年8月13日最終更新
こんばんは。
最近ダリー語でファカーヒー فکاهی(笑い話)を読んでいます。
会話の勉強になっています。
今日はそんなファカーヒーからひとつ紹介しますね。
اطرافی
یک اطرافی به شھر آمد، دید موچی ده کاسه چرم ره تر کده.۱
اطرافی خیال شوربا کد و به موچی گفت: ۵ افغانی ره شوربا بتی.۱
موچی آب را با چرم بریش داد اطرافی خورد، وقتی تمام شد گفت: پیسه مره خو گرفتی، فکر نکنی که لوده ھستم شوربا یخ و گوشتش ھم سخت بود.۱
「田舎者」
ある田舎者が都会に行ったところ、靴職人がボウルの中に革を浸しているのを目にした。
田舎者はスープだと思って、靴職人にこう言った。
「5アフガニーでスープをください」靴職人は水に浸した革をあげた。田舎者は食べた。食べ終えてこう言った。
「私の金を取っただろう(騙したな)。馬鹿にするな。スープは冷めていたし、肉も固かったぞ」
(出典:فکاهی افغانی Afghanfakahe, 和訳は引用者)
アフガニスタンには、شورباと呼ばれるスープがあるそうです。
ナンを浸したり、お肉や野菜が入っているそう。
この田舎者がスープだと思って食べたのは、靴屋さんが柔らかくするために水に浸した革だったんですが、怒ったポイントがちょっとズレていて、面白いです。
周囲にいたら、可愛げのある人ですね。
こんな友達がいたら楽しそうです。
文法解説
会話と書き言葉で異なる箇所を抜き出してみました。
<1行目>
(会話文)موچی ده کاسه چرم ره تر کده
↓
(書き言葉)موچی در کاسه چرم را تر کرده
このدهは、数字の「10」と勘違いしてしまうことがあります。
私だけかもしれませんが(汗)。
<2行目>
(会話文)
اطرافی خیال شوربا کد و به موچی گفت: ۵ افغانی ره شوربا بتی
↓
(書き言葉)
اطرافی خیال شوربا کرد و به موچی گفت: ۵ افغانی را شوربا بده
ファカーヒーは面白いですね。
引き続き探して読んでみたいと思います。
<これまでに紹介した笑い話>
今日も読んでくださりありがとうございます。
では。