こんばんは。
すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、アフガニスタンの新聞TOLOニュースで、中村先生の生涯を書いた児童書のことが記事になっていましたので紹介します。
元記事はこちらです。
「アフガンの子供たちの模範となった日本人医師の物語」
記事の一部を引用し、拙訳をつけました。
揺りかご出版社は最近、日本人の医師中村哲先生の生涯について2つの新しい物語を書きました。
この2冊の本は、タイトルを『カカ・ムラード』と『カカ・ムラードと魔法の箱』といい、ザビーフ・メフディ氏とハズラト・ワフリーズ氏によって書かれました。本の挿絵は、イラン人とロシア人の童画家によるものです。
この2冊の児童書の著者たちは、中村医師の生涯は、優しさと人間性でできた教訓であり、中村先生の物語を児童文学に取り入れることで、アフガニスタンの子供たちが考える模範(ロールモデル)を変えたいと思うと、語っています。
これまで、アフガニスタンの子供が学ぶ教科書では、一般的に戦争の英雄が適当とされ、取り上げられてきました。
(中略)
中村哲医師は、日本のある団体の代表で、アフガニスタン人の生活状況の改善に人生の30年を捧げた方です。
(出典:「アフガンの子供たちの模範となった日本人医師の物語」、1399年蟹座月8日付TOLOニュース記事。和訳、太字は引用者。)
本のタイトルになっていた「カカ・ムラード」は、アフガニスタンでの中村先生の愛称だったそうです。
2冊ともいつか読んでみたいと思いました。
記事本文には、児童書についてもう少し詳しい内容が書かれていますのでご興味ある方はご覧ください。
「アフガンの子供たちの模範となった日本人医師の物語」
今日も読んでくださりありがとうございます。