2020年6月3日最終更新
こんばんは。
昨晩から、オペラ トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」(Nessun Dorma)が頭の中で流れています。
なぜでしょう?(フィギュアスケートでもよく使われているあの曲です。)
Luciano Pavarotti sings "Nessun dorma" from Turandot (The Three Tenors in Concert 1994)
情熱的な歌声ですね。いつか生で聴いてみたいです。
さて、今日は最近読んだダリー語の笑い話を紹介します。
情報源はいつもどおり教科書から・・・・・・
ダリー語で笑い話 第3弾
ساعت»۱»
احمد از محمود پرسید: ببخشید ساعت چند است؟
محمود جواب داد: ساعتم خوابیده است.۱
احمد گفت: پس بیدارش نکن؛ از یک نفر دیگر میپرسم.۱
「時計」
アハマドがマフムードに尋ねました。「ねえ、今何時?」マフムードは答えました。「僕の時計は休んでいるよ」
アハマドは言いました。「じゃあ、起こさないであげて。別の人に聞いてみるよ」
(出典:アフガニスタンの6年生のダリー語教科書 104ページから一部抜粋。和訳は引用者。)
笑いの解説をすることほど野暮なことはないのですが、
ダリー語学習の記録のためにここに書いておきますね。
ダリー語では「(時計が)止まる、故障する」ことを、
「眠る」という意味の動詞خوابیدن(khwaabeedan)で表現します。
ひとつの動詞に2つの意味「眠る」と「止まる」が含まれているから面白いのだそうです。
今日も読んでくださりありがとうございます。
では。
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これまで紹介した笑い話はこちらです。