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アフガニスタン、ダリー語について

間違えやすい(?)ダリー語の「溶(と)ける」

snowflake

Free-PhotosによるPixabayからの画像
2020年2月4日最終更新

 

こんばんは。今日から2月ですね。

1月は時間を作って家族や尊敬する方に会えたことが良かったです。
皆さんはいかがでしたか。

 

今日はダリー語の「溶ける」という表現について紹介します。

日本語で「溶ける」と言うとき、

「(雪や氷が)溶ける」と「(砂糖や塩が水に)溶ける」は同じ漢字を使いますね。

 

※「(雪や氷が)溶ける」の漢字表記についてコメントいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、「とける」に当たる漢字には、確かに「解ける」と「融ける」もありますね。

調べてみたところ以下のように色々な考え方があるようでしたので、ここでは平仮名の「とける」に修正更新しました。

※参考資料
日本放送協会(NHK) 「放送用語委員会(東京)用語の決定」
1. 「氷・雪がとける」「氷・雪をとかす」の表記
https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/yougo/pdf/076.pdf

 

ダリー語の表現にもいくつか「とける(解ける、融ける、溶ける)」という表現がありますが、日本語の延長線上で考えていて、どれでも交換可能で使えると思い込んでいました。

間違いを指摘してもらったので、備忘録としてここに書いておきますね。
(もしどなたかのお役に立つことがあれば幸いです。)

 

(雪や氷が)とける

آب شدن  (aab shodan) (直訳は、「水になる」の意味。)

ذوب شدن  (zaub shodan)

 

<例文>

 برف آب شد.۱      雪がとけた。

یخ‌های قطب شمال ذوب میشود.۱        北極の氷がとけ‍ている。 

 

(砂糖や塩が水に)とける

حل شدن   (hal shodan)

  

<例文>

 شکر در آب حل میشود.۱      砂糖は水にとける。

 

こういう風に意識して整理すると、ダリー語で文章を書くときに迷わなくなりますね。
間違えながら覚えていきたいと思います。

今日も読んでくださりありがとうございます。
では。