2020年8月27日最終更新
こんばんは。
最近、カンダハール州で少女たちが本を集めているという記事を読みました。
カンダハール州قندهارは、アフガニスタンの南部の州です。
州都もカンダハールです。
パキスタンと国境を接しています。
出典:https://d-maps.com/carte.php?num_car=25962&lang=en(編集は引用者)
では、一体なぜ少女たちは、本を集めているのでしょうか。
カンダハール州の15人の少女は、前例のない方法で、同州に女性と少女のための専用図書館の創設に向けて奮闘し始めた。このカンダハールの少女たちは、数週間にわたり本の収集キャンペーンを行っており、これまでのところ3,000冊以上を収集した。
(出典:「カンダハール州の少女たちの奮闘 女性専用図書館の創設を目指して」1398年蠍座月24日付TOLOニュース記事、和訳は引用者)
ほんの数週間で、15人で3,000冊以上集めたのですね。
静かな熱意をひしひしと感じます。
少女のひとりはこんな風に語っています。
このカンダハール州の少女のひとり、ファルザーナ・ザファリーは次のように述べた。「カンダハールの少女たちは、本も図書館も利用できないことが分かりました。少女が本を読みに来るような場所は、大学内にも、市内にもありません。私たち15名の少女は一丸となって、このキャンペーンを始めました。本を収集し、それから図書館を作りたいと思っています」
(出典:同上、和訳は引用者)
この活動が最終的に女性専用図書館の創設につながりますように・・・・・・
元記事はこちら。
「カンダハール州の少女たちの奮闘 女性専用図書館の創設を目指して」
それから、アフガニスタンにはこんな諺(ضرب المثل)がありますよ。
قطره قطره دریا میشود.۱
(qatra qatra daryaa meshawad.)
直訳:一滴一滴が川となる
日本の諺では、「塵も積もれば山となる」、「水積もりて川を成す」と同じです。
カンダハール州の少女たちの小さいけれど熱意に満ちた活動が、やがて大きなうねりとなって、世の中を変える一滴となるかもしれませんね。
こういう前向きな記事を読むと、とても良い刺激をもらえます。
実際に会ったことがないのに、親近感を感じるのはなぜ?
私も本が好きだから、彼女たちを応援したいと思うのかもしれません。
今日も読んでくださりありがとうございます。
では。