こんばんは。
久しぶりに農作物の話題です。
TOLOニュース (طلوع نیوز)によると、アフガニスタンでは今年ぶどうの収穫量が30%増える見込みだそうです。
その理由は、今年の気候が適していたから( امسال به علت آب و هوای مناسب در کشور)だとか。
こちらがそのニュースの記事です。
「農業省:ぶどうの収穫量が30%増加」
アフガン国内のぶどう収穫量は130万トン以上となる見込み。
ぶどう、ざくろ、りんご、あんずなどの果物の収穫量は
(حاصلات میوههای افغانستان مثل انگور، انار، سیب، زردآلود)
25%から30%の増加を示しているとのこと。
ただ、そんな中でもひとつ大きな問題があります。
それは、売る場所(=市場)がないこと。
そして、ぶどう園の所有者の切実な思いが語られます。
ぶどう園主のハーミドが語った。「今年のぶどうの収穫量は良好です。とはいえ(パルワーン州)バグラーム郡からぶどうを[カーブルに]持って行ったものの、今のことろ売ることができていません」
現在、首都の市場では、1スィール、7 kgのぶどうは約100アフガニー(約137円)程である。
(出典:「農業省:ぶどうの収穫量が30%増加」1398年天秤座月10日付TOLOニュース記事、和訳は引用者。)
つまり、カーブルに市場はあっても、自分たちのぶどうを買ってくれる需要がないことが不満なのだろうと思います
記事の最後に、アフガニスタンの全34州のうち16州にぶどう園があると書かれていました。統計局によると、昨年は20万トン以上のぶどうが国外へ輸出されたとのこと。
新聞記事を読んでいると、繰り返される単語が言い換えられているので勉強になります。今回は記事にあった単語を紹介します。
収穫 حاصلات (haaselaat) / برداشت (bardaasht)
ぶどう園所有者 باغدار انگور (baaghdaar-e angoor) / تاکستان (taakestaan)
今日も読んでくださりありがとうございます。
では。