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アフガニスタン、ダリー語について

ダリー語を学んでいて不思議だと思った表現

kingfisher

David MarkによるPixabayからの画像

 

こんばんは。

今日はカワセミ(翡翠)の写真です。凛々しくて、美しいです。

英語では、Kingfisherと言います。王様の漁師、格好良いですね。

ダリー語では、ماهی‌خورک (maahee-khawrak )と呼ぶようです。
 

 

今日は、ダリー語を学んでいて不思議だと思った表現を紹介します。

 

سینه‌به‌سینه

(seena-ba-seena)

 

意味:口から口へ、口頭で

 

 

なぜ不思議に思ったかというと・・・・・・

 

سینه‌ (seena)の意味は、「胸、胸部、(物体の)正面」という意味です。

直訳するなら、胸から胸へとなると思いますが、違うのですね。

 

また、「口」はدهن (dahan)なので、

 

口から口へだと、دهن‌به‌دهن となっても良いのでは?という疑問が湧きます。

 

念のため、Google検索で両方の表現をフレーズ検索してみました。

結果は以下のとおりです。

 

検索したフレーズ ヒット数
"سینه‌به‌سینه" 約50,000件
"دهن‌به‌دهن" 約1,530件

 

英語には mouth to mouthという表現もあるので、もしかすると英語から転じて使っている人がいて"دهن‌به‌دهن"もヒットしたのかもしれません。

いずれにしても、主流は"سینه‌به‌سینه" でした。

 

こんな風に調べたりするだけでも面白いです。

言葉は生き物ですから、あと100年後にはこの表現も変わっているかもしれませんね。

読んでくださり、ありがとうございます。

では、また。