こんばんは。
昨日、以下の記事を少し更新したのでお知らせします。
ダリー語の入力方法について、冒頭の例としてمیرومを誤表記としていたのですが、میروم も میروم も許容範囲という認識になりました。
読者の皆さんを混乱させてしまい、申し訳ございません。
ダリー語について分からないことが沢山あるので、こんな感じで内容を徐々に更新し続けると思います。
よろしくお願いいたします。
ところで、今日までイスラム圏では犠牲祭(عید قربان) のお休みでしたね。
とても遅くなりましたが、
عید قربان مبارک!ا
(イード・コルバーン・ムバーラク! 犠牲祭おめでとう)
アフガニスタンでは、犠牲祭 (عید قربان) が獅子座月20日(西暦2019年8月11日)の夕方から始まったようです。
犠牲祭をご存じない方のために、簡単に説明します。
(イードル・アドハーは)イスラム教の二大祝祭の一つ。「犠牲祭」を意味し、「大祭」ともいわれる。ズール・ヒッジャ月(イスラム暦第12月)10日に、メッカ近郊のミナーの谷でヒツジやラクダなどの家畜を神に犠牲として捧げることである。(後略)
出典:日本大百科全書 イードル・アドハー(いーどるあどはー)とは - コトバンク
この期間には羊などの動物を屠って、貧しい人に施し、残りを家族や親族で食べます。
アフガニスタンのニュースでも、この犠牲祭用の家畜の話が取り上げられていました。
今年は、家畜の中でも、特に牛と羊の価格が前年比で40%値上がりしたそうです。
「犠牲祭の到来と共に家畜の価格が40%値上がり」
この新聞記事に、باشنده (baashenda, 複数形باشندهگان)という単語が出てきますが、こちらはアフガニスタンのペルシア語(ダリー語)で、「住民」の意味です。
イランのペルシア語で「住民」は、ساکن (saaken, 複数形ساکنان)でした。
<追記> ساکن (saaken)はアフガニスタンのダリー語でも使うそうです。
ダリー語には幾通りもの言い方があるのですね。豊かです。
アフガニスタンのニュースを読んでいると、当然と言えばそうなのですが、イランのペルシア語辞典に載っていない単語に遭遇します。
1回で2つの単語を覚えられそうな気もしますが、混ざりそうです・・・・・・
皆さんは(混ざらないために)どういう風に工夫していますか?
では。