2019年11月13日最終更新
こんにちは。
以前「ハム」ほにゃららを紹介しましたが、その後もぞくぞくと集まってきたので、追記しました。
今回追記した中では、همدرد (hamdard) が好きな単語です。
同じ痛みを感じる人(=思いやりのある人)という表現は、美しいと思います。
以前別の記事で紹介した「あなたの痛みを食べる」(=役に立つ)という表現もそうですが、ダリー語(ペルシア語)の表現は詩的ですね。
こんな素敵な世界に出会えて良かったです。
ダリー語、ペルシア語を学ばれている皆さんもそう思いませんか?
ところで、今日はアフガニスタンのイチゴについて紹介します。
ダリー語でイチゴはتوت زمینی (toot-e zameenee)と言います。
(ペルシア語ではتوت فرنگیと言うようですね。)
توت (toot)だけだと、樹木になる「桑の実」を意味するので、
イチゴの場合は زمین (zameen、大地、地面)をつけて、「大地になる桑の実」という表現をするそうです。
こういう話を聞くと、ダリー語は面白くて魅力に溢れていると感じます。
最近アフガニスタンの新聞で「ヘラート州におけるイチゴ栽培の増加」の記事を読みました。
アフガニスタンのヘラート州は、下の地図でターコイズ色の部分です。
ヘラート州の州都もヘラートهراتです。
出典:https://d-maps.com/carte.php?num_car=25962&lang=en(編集は引用者)
記事原文はこちらです。
この記事によると、ヘラート州にはアフガニスタンで最大級のイチゴ農場があるそうです。女性が20人働いている農場もあるとか。
ヘラート州の気候 ( آب و هوای ولایت هرات) がイチゴ栽培に適しているので、年間を通じて栽培ができ、将来的には隣国への輸出も検討されているそうです。
記事をまとめた公式動画はこちら。(長さ:約1分)
後半に男性と女性のインタビューが入っています。
افزایش حاصلات توت زمینی در ولایت هرات - YouTube
アフガニスタンのいちごも、とても美味しそうですね。
今日も読んでくださってありがとうございます。
では。