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アフガニスタン、ダリー語について

な、何かが違う・・・・・・(アフガニスタンとイランのペルシア語)

night-sky

David MarkによるPixabayからの画像
2019年10月11日最終更新

 

こんばんは。

今日は夜空の写真です。美しいです。

こんなに満天の星空は、日本では山や海など自然の多い場所に行かないと難しいかもしれません。
でも、アフガニスタンの首都カーブルの標高は約1,800メートル。
バーミヤーンは約2,500メートルです。

アフガニスタンの夜空はきっと美しいのでしょうね。

 

日本国内であればこちらで標高が調べられます。
例えば東京駅は約3メートル、東京都庁は41メートルです。
↓「標高がわかるWeb地図

maps.gsi.go.jp

 

ところで、今日はکرم という単語について紹介します。

 

前に野菜に関する文章を読んでいてこの単語کرم に出会いました。

 

سبزی ها عبارت اند از: پالک، کرم، کاهو، زردک، بادرنگ، بادنجان رومی، بادنجان سیاه، گلپی، بامیه، فاصلیه، مرچ، ملی سرخک، کچالو، پیاز، شلغم، تراهی، نعناع، گشنیز و غیره.۱

 

(拙訳)

野菜には、ほうれん草、XXX、レタス、人参、胡瓜、トマト、茄子、カリフラワー、オクラ、インゲン、唐辛子、ラディッシュ、ジャガイモ、タマネギ、蕪、ズッキーニ、ミント、コリアンダーなどが挙げられます。

 (出典:アフガニスタンの小学校3年生のダリー語教科書49ページ、訳は引用者によるもの。)

 

کرم ペ日・日ペ 現代ペルシア語辞典(合本)で引くと、

 

کرم (karam) 寛大 

کرم (kerm) 虫、みみず

کرم (kerem)クリーム、カスタード

 

と書かれていました。

 

な、何かが違う・・・・・・

みみず、ではないだろう。

 

このときはまだオンライン辞書の存在を知らなかったので、
授業の時に先生に教えていただいて解決しました。

ダリー語でもکرم (kerm)は虫、みみずを指すそうです。

 

ただしこのکرم は(karam)と読み、「キャベツ」の意味になるそうです。


イランのペルシア語では、キャベツは کلم (kalam)とのこと。 

ダリー語で「キャベツ」は、ل (laam)がر (re)になるのですね。この違いは大きいです。

ちなみに、کرم (kerm)を使って、
「虫歯」は کرم دندان (kerm-e dandaan) というそうです。


こうして引っ掛かった単語は、教えていただいた説明なども合わせて覚えられるので、定着しやすいような気がします。

ではでは。