2019年7月1日最終更新
こんにちは。
写真はアリウム・ギガンチューム(Allium Giganteum)(巨大タマネギの意)です。
真ん丸で可愛いですね。日本では「ねぎぼうず」と呼びますね。
イランのお花屋さんのサイトでは、このお花がپیاززینتی (peyaaz ziinatii jianti)(観賞用巨大なタマネギ)と紹介されていました。
ラテン語をそのままペルシャ語に訳したと思っていたのですが、勘違いしておりました! ご指摘いただきましてありがとうございます。
多分ねぎぼうずپیاززینتی のことは一生忘れないでしょう!
(紫色が追加訂正箇所です。)
(偶然見つけたイランのお花屋さんのサイト。お花愛、植物愛に溢れています!)
ところで、今日は聞き取りについてこれまで取り組んだことをお伝えします。
実際には色々なやり方がありますが、そのひとつとして参考になる点があれば幸いです。
聞き取りについて
聞き取りほぼゼロの状態から少し聞き取れるようになったと感じたのは、昨日の記事で触れたアフガニスタンのTOLO TVで放送されているクイズ番組 رو در دو (Ro Dar Ro)を見続けたことがきっかけです。この番組はダリー語を教えていただいている先生に紹介してもらいました。
特に良い点は、質問と解答が文字で表示される点です。
自習に適した教材だと思います。
実際の流れ
0. 番組の冒頭に司会者の挨拶と両チーム(解答者)の紹介があります。
ここは文字化されていないので聞き流しました。
ネイティブのスピードはこの早さなのね、と驚いたり。時々スポーツチームの選手が出ていたりするので、そのことを話しているのかなとか、想像しています。
1. 1問目をそのまま視聴して内容を想像する。
メモを取ったり、辞書を引いたりはしません。
全く分からない場合は、この過程を飛ばして「2」からでも良いと思います。
2. 1問目の冒頭に戻って、映像を一時停止して問題文を紙に書き取る。
PCやタブレットなどの大画面だとはっきり見えます。
3. 問題文の意味を理解する。
辞書を引きます。
問題文の意味がはっきり分かると、解答も楽しんで聞けるので良いのですが、たまに解答を全部聞いた後で「この問題文はこういう意味だったのか!」と分かることもありました。ですから曖昧なまま聞き続けるのも個人的にはアリだと思います。
4. 視聴しながら、解答者の解答を書き取る。
不正解の場合、解答は文字にならないので、聞こえたままをメモしておきます。カタカナでもダリー語でもアルファベットでも良いです。
5. 全体の解答が出揃ったところで、画面を一時停止。
正解解答で書き留められなかった単語を画面を見てノートに書き取り、分からない単語は辞書で確認します。
6. 全体の概要が見えたところで、再度視聴する。(その後、次の問題へ)
7. 分からない箇所はためておき、後日質問する。
周りにダリー語を教えてくれる方がいれば、質問したほうが良いです。単語だけでなく文化的なことも合わせて教えてもらえるかもしれません。
たとえ質問できる人がいなくても、1~6までを何本にもわたって見ていけば、徐々に分かる部分が多くなると思います。
感想など
・公式サイトからYou Tubeに誘導されるため、視聴回数の多かった回(人気回?)を中心に40本位見ました。20分程の番組で基本的な質問は4問出ます。
・他の勉強(読み書き)と並行して、この番組を見ると相乗効果が生まれます。
(分からない単語があちらでもこちらでも重複することで、定着しやすくなります。)
・昨年の冬頃は、毎日2本を日課にしていました。短期間に集中して見ることで少し聞き取れるようになったと思います。(耳が慣れるからかもしれません。)
・質問自体が勉強、知識になります。
例えば、「カーブルと接している州の名前は?」や、「イードの時に用意するドライフルーツは?」など。この質問をきっかけに調べることになりますが、それはそれで楽しかったです。
あと、「オレンジ色の果物は?」などの質問があるのですが、こういった質問は、番組が事前に何人かにアンケートを実施して、その結果が解答になっているので、たとえオレンジ色の果物を解答しても、そのアンケート結果から出された解答と合致しなければ不正解となってしまうそうです。
(このことが聞き取れておらず、「なぜこの食べ物はダメなの?」としばらく悩みました。教えていただいて疑問が氷解しました。)
・番組後半の勝利チーム代表者2名への質問は早口で聞き取りが難しいので、聞き流していました。(この部分と冒頭を聞き取れるようにすることが今後の目標です。)
こんな感じです。
みなさんもお勧めの番組などありましたら、良かったら教えてください。
読んでくださってありがとうございます。
では。