こんばんは。
最近寒いですね。花冷えのところも多いのではないでしょうか。
今日はなぜか『ザ・ケルン・コンサート』について書きたくなったので、
アフガニスタンの話ではないのですが、この曲について書こうと思います。
とても有名なのでご存じの方も多いと思いますが、簡単に紹介します。
(知らなくても耳にしたことはあるかもしれません)
この『ザ・ケルン・コンサート』は、1975年にドイツのケルンで開かれたコンサートでジャズピアニストのキース・ジャレットが即興演奏した楽曲を収めたアルバムです。
即興演奏したとは思えないほど緻密で崇高な音楽で、最初に聞いたときは衝撃を受けました。何年経っても新しいと思える曲。もう10年以上も聴いていますが飽きることはありません。
まるで壮大な物語が音楽になったかのようです。
このコンサートを生で聴けた方はラッキーですね。
観客の拍手も収録されているのですが、感動と興奮が伝わってきます。
多分この花冷えの寒さからか、ピンと張り詰めるような音楽を思い出したのかもしれません。
私にとっては、心に静寂と至福をもたらしてくれる曲です。
ダリー語について何もないのも寂しいので、ひとつ最近学んだ単語を紹介します。
(楽器を)奏でることをダリー語では、نواختن (nawaakhtan)と言います。
語根はنواز (nawaaz)です。
او پیانو نواخت.م (uu piyano nawaakht) 彼はピアノを奏でた。
نواختن (nawaakhtan)は、「(楽器を)奏でる」以外の意味として、ペ日辞書によると「愛撫する、かわいがる」という意味もあります。
優しく撫でるというイメージから派生しているのでしょうか。
英語の演奏するという動詞playとはイメージが異なるところが面白いです。
良い夜をお過ごしください。