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アフガニスタン、ダリー語について

『ザ・ケルン・コンサート』、楽器を奏でる نواختن

cologne

377053によるPixabayからの画像

 

こんばんは。
最近寒いですね。花冷えのところも多いのではないでしょうか。


今日はなぜか『ザ・ケルン・コンサート』について書きたくなったので、
アフガニスタンの話ではないのですが、この曲について書こうと思います。

とても有名なのでご存じの方も多いと思いますが、簡単に紹介します。
(知らなくても耳にしたことはあるかもしれません)

この『ザ・ケルン・コンサート』は、1975年にドイツのケルンで開かれたコンサートでジャズピアニストのキース・ジャレットが即興演奏した楽曲を収めたアルバムです。

ケルン・コンサート

ケルン・コンサート

 


即興演奏したとは思えないほど緻密で崇高な音楽で、最初に聞いたときは衝撃を受けました。何年経っても新しいと思える曲。もう10年以上も聴いていますが飽きることはありません。
まるで壮大な物語が音楽になったかのようです。


このコンサートを生で聴けた方はラッキーですね。
観客の拍手も収録されているのですが、感動と興奮が伝わってきます。

多分この花冷えの寒さからか、ピンと張り詰めるような音楽を思い出したのかもしれません。
私にとっては、心に静寂と至福をもたらしてくれる曲です。


ダリー語について何もないのも寂しいので、ひとつ最近学んだ単語を紹介します。

(楽器を)奏でることをダリー語では、نواختن (nawaakhtan)と言います。
語根はنواز  (nawaaz)です。 

او پیانو نواخت.م (uu piyano nawaakht)  彼はピアノを奏でた。

نواختن (nawaakhtan)は、「(楽器を)奏でる」以外の意味として、ペ日辞書によると「愛撫する、かわいがる」という意味もあります。

優しく撫でるというイメージから派生しているのでしょうか。
英語の演奏するという動詞playとはイメージが異なるところが面白いです。

良い夜をお過ごしください。