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アフガニスタン、ダリー語について

ダリー語学習 進捗状況

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こんばんは。

今日は語学学習で参考にしている本と照らし合わせて、
自分のダリー語学習の現状を分析してみました。

 

参考にしている本のひとつを紹介します。

『わたしの外国語学習法』ロンブ・カトー著

わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)

 

この本は、25年間で16か国語の外国語を習得したハンガリー人の方が書いた本です。
日本人の加藤さんではありませんよ。

ロンブ・カトーさんは、5か国語の同時通訳者であり、10か国語の通訳者であり、16か国語(日本語と中国語も含む)の翻訳者です。

この本を読むと、カトーさんの言葉に対する愛情がひしひしと伝わってきます。
翻訳をされたのがロシア語通訳者でいらした米原万里さんなので、
読んでいて楽しいです。

途中何度か吹き出してしまいました。


本の中で、外国語学習は最低でも週何時間勉強すれば良いかとか、その方法について述べられています。このブログに書くと、引用のオンパレードになりそうなので、ここでは割愛しますね。

ご興味ある方は是非お手にとって読んでみて下さい。
何度も読み返してしまうくらい価値のある本だと思います。

 

今回はこの本の166~168ページに書かれている「口頭発言能力」を参考に、
私のダリー語学習は現時点でどれくらい達成できているかを書き出してみました。

 

カトーさんは「口頭発言能力」には次の単語や語句が必要だと述べています。

・会話相手との接点を造り出し易くする言い方

 <<この頃どう?>>、 <<何とおっしゃいましたか?>>、 <<ありがとう>>、<<ごめんなさい>>、<<さようなら>>、<<お元気ですか?>>、<<お願いです>>、<<はい>>、<<いいえ>>

 これはOK。

 

・一種の決まり文句

<<わたしは●●人です>>、<<わたくしは●●語ができません>>、(中略)<<お願いです、もう少しゆっくり~>>、<<すみませんが、~がどこにあるか教えて下さい。>>

9割方OKだが、スラスラ言えない表現あり。
言えない表現はノートに書き出しました。
スラスラ言えない表現は、口をついて出てくるまで唱え、なるべく会話で使います。

 

・代名詞類

<<これ>>、<<あれ>>、<<誰>>、<<何>>、<<わたしたち>>、<<彼ら>>etc.

問題なし。

 

・場所、方向、時間、量などを表す言い方

<<どこ?>>、<<ここ>>、<<あそこ>>、<<右に>>、<<左に>>、

<<すでに>>、<<まだ>>、<<いつ>>、<<今>>、<<あとで>>、

<<いかほど?>>、<<たくさん>>、<<少し>>、<<もっと多く>>

<<すでに>>、<<まだ>>以外はOK。
これもノートに書き出しました。

 

 ・動詞<<ある>>、<<いる>>、<<できる>>の全活用形。

活用だけを言う分にはOKだが、文章にすると途端に時間がかかる。
まだ完全には定着していない模様。

 

 ・1から10までと10から100までの数詞。

これもOKです。順番に数えるだけなら0から1000まで言えます。
ただし文章を読んでいる中で突然出てくると、やはり時間がかかります。
これも訓練ですね。

 

・時刻に関する表現

<<何時?>>、<<きょう>>、<<きのう>>、<<あした>>、曜日、月の名称

 これもOK。

 

<<知る>>、<<欲する>>、<<行く>>、<<来る>>、<<捜す>>、<<見つける>>、<<待つ>>、<<出発する>>、<<到着する>>、<<始める>>、<<食べる>>、<<飲む>>、<<立つ>>、<<座る>>といったタイプの15程の最重要な動詞、助動詞類。

あやふやなものがあります。
特に食べる(خور-خوردن)と買う(خر-خریدن)が似ているせいか、
うっかりしていると間違えることがあります。

夢に出てきても間違えないくらい、無意識レベルに定着させる必要がありそうです。

 

・形容詞類

<<大きい>>、<<小さい>>、<<別の>>、<<安い>>、<<高い>>など

これはOK。日々語彙を増やしながら練習あるのみ。

なるべく色々な文章を読んだり聞いたり書いたりしていると、新しい形容詞に出会う確率が上がり、自然と定着します。

なかなか出会わない形容詞は何度も辞書を引く羽目になりますが、辞書で見つける度に「また、あなたか!」という気持ちになってきて、だんだん覚えてきます。

 

・基本色(七色)を示す単語。

色だけを列挙するなら言えるが、文章の中で「~色のペン」とか「~色のシャツ」という表現にすると途端に時間がかかる。

 

この後にもなめらかな会話力をつけるために必要な表現など、
いくつかのポイントが挙げられています。

 

この本でカトーさんは、新しい単語を覚える場合に
覚えた時のシチュエーションも含めて記憶に定着させると良いというようなことを述べています。
私も同感です。

 

新しい単語が記憶と結びついて自分に蓄えられるのはすごく新鮮です。

私がこれまでに書いたペンシル・パークブズカシなども、
この言葉と最初に出会ったときのことや教えてもらった時のことが単語の中に入っているんですね。

数年経てばもしかしたら忘れてしまう記憶かもしれないけれど、
ふとしたときに蘇るというか。
記憶の引き出しの中にはしっかり入っているんです。


市販の単語帳を使って最初からガンガン覚えていくときとは違う、
単語ごとの記憶が作られるような気がします。

恐らく皆さんにもあるのではないかと思います。
「梅干し」の記憶(味、香り、漬けていた時の状況など)とか。
リンゴも人によって、連想するリンゴの色が赤リンゴだったり、青リンゴだったりするでしょうし、香りつきで思い出す人もいるのかなと思います。

私はローズマリーが好きで、「ローズマリー」という単語も記憶と結びついています。

以前、国外に住んでいたときに大家さんがフレッシュなローズマリーを使って「ローズマリーティー」を作って下さったのですが、それはこの単語の記憶の一部になっていて、「ローズマリー」と聞くと時々思い出します。


単語の持っている意味は重層的で広がりがある。

ダリー語でもそういう単語を増やしていけたらと思っています。