こんにちは。
最近体調が50%~60%を行き来しており、なぜか身体にあまり力が入りません。
太陽の光を浴びるだけでもかなり体調が回復するのですが、皆さんはどうですか。
今住んでいる土地は暖かい所ですが、それでも曇りと雨の日が多く、
冬はなかなか太陽を見る機会がありません。
春が待ち遠しいです。
ところで、ダリー語の勉強を続けていて、ふと疑問に思ったことがあります。
今使っている教材は小学校3年生のダリー語の教科書と新聞記事なのですが、
実は新聞記事の方が簡単に読めることがあります。
そこで、今回は新聞記事と教科書の違いについて分析してみました。
新聞記事は、
・情報伝達が目的なので、簡潔に書かれている。
・推測しやすい話題が多い。(筋を追いやすい。)
例えば農産物の価格についてとか、新作映画の公開など。
・読み手(私)が大人なので、一般常識や背景知識を持っている内容は特に読みやすい。
教科書は、
・さすがアフガニスタンの「国語」の教科書。
表現の言い換えであったり、形容詞などの単語や表現が豊富です。
・童話などの物語であれば筋を追いやすいが、詩がとにかく難しい。
とはいえ、分からないものが分かるようになると面白いのも事実。
韻を踏んだりするところは、漢詩とかと同じですね。
音読すると、リズムがあって音が綺麗だなと思います。
・子供が成長する過程で必要となる表現が沢山入っている模様。
辞書を引く回数は、教科書を読むときの方が新聞よりも圧倒的に多いです。
それにしても教科書は侮れません。
小学3年生でも結構難しいことを勉強しています。
ここまで読むと、「なぜ教科書を使って勉強しているの?」とか
「新聞が読めるならそれで事足りるのでは?」と思う方もいるかもしれません。
実は別の言語を勉強した経験から、
ダリー語ではなるべく教科書を使ってみようと思いました。
(ある意味で実験です。)
その言語は大学時代に勉強したのですが、
最初の3か月の授業で瞬く間に文法が終わり、
その後は論文や新聞記事を読む授業へと移行しました。
なんというか、自分にとっては基礎がグラグラな状態で、どんどん積み上げていくという感覚でした。
もし今の自分がこのときの自分にアドバイスするとすれば、
童話や簡単な物語をたくさん読んで、
子供なら当たり前に知っている言葉や表現を身につけるように言うかなと思います。
教科書は一見遠回りに思えるのですが、
遠回りでも確実な方法でダリー語を身につけたいです。
お堅い内容が多いものの、伝統や文化についても触れられているので、
そういう知識を得られるのもメリットです。